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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2010年12月23日

みんなでやれば

NPO法人きびっとの杜では、数年前より実験的に取り組んでいたなたね油の商品化を、今年から本格的に開始しました。
今日は来年収穫分の菜種の植栽ということで会員さん、地域住民の方々を中心に約50名の参加により行われました。





これまでは会員のみでの作業でしたが、これからは活動内容を知ってもらうためにも、この場所に愛着を持ってもらうためにも、地域の方々や子どもたちを巻き込みながら一緒にやっていこうと今回企画されたものです。(この日は団体の活動をNHKさんが取材されていました。霧が深くて大変だっただろうなぁ〜)




約1時間の作業で休耕地の田んぼ(一反五畝?くらい)3枚分の菜の花畑の完成です。
大勢で作業する事での効率アップと、子どもたちは普段体験できないぬかるみでの作業を楽しんでいる様子で、うまく相乗効果が生まれたのではないでしょうか。
作業後には、きびっとの森公園にてピザやパンを堪能させて頂きました。





去年、国土交通省モデル事業の一環で作られたこのピザ窯、何かある度に、憩いの場所としても大活躍してますね。
お土産に頂いたパンもかなりおいしかったです。


  


Posted by アーキー  at 23:33Comments(1)活動日記

2010年12月18日

基山の元気

ころころ保育園の子どもたちによるお芝居「ころころ劇場」にお邪魔しました。






各(年齢)組ごとに考えた劇が披露されました。
だんごむし組(0~1歳児)うたって おどって はらへった
みみず組(1~2歳児)かくれんぼするもの このゆびとまれ
でんでんむし組(2~3歳児)いっぽんみちてくてく
かえる組(3~4歳児)そらにかえれたおひさま
かまきり組(4~5歳児)かえるのいえさがし
かぶとむし組(5~6歳児)たつのこたろう



ただのお遊戯会・・・?
って全く違うんです。やっぱりこの保育園は、違います。

何が違うって?
自分たちで考えるんです。

何を?
すべて。芝居の構成、配役、台詞、衣装。そのすべてを子どもたち自らが考え、練習し作り上げていくんです。
もちろん司会進行なども子どもたち。途中言葉に詰まりながらも、自分たちで考えた言葉を自分たちで伝え、進行する。その徹底ぶりはすばらしい。
衣装作りにしても、「その役はどんなイメージなのか」、そのイメージのためには、どんな形、どんな素材のものを使うか?を話し合い、ミシン縫いも子どもたちでやるらしく、とにかく驚きです。



客席右側のほうにいた私には、驚き、感動は舞台袖にもありました。
シーン転換時、ある役の子が衣装チェンジのために舞台袖へ・・・。そこでは衣装チェンジをみんなで手伝う姿があり、舞台に向かおうとするその子の肩を2回パン、パン(行ってこい、頑張ってこい)と言わんばかりの光景が・・・。泣けるでしょう?裏ストーリーだけでなく、裏の裏までストーリーがある。

↓ここの子たち、客席ではずっと正座(オン、オフがきっちりしています)



子どもたちにこれだけの自由を与えるためには、保育士さんたちの並々ならぬ努力、苦労があると思います。これが実現できるのも目的、コンセプト(1.仲間とともに 伸びようとするちから 2.自分の意のままに動く体 3.創り出そうとする頭)が明確で、しっかりと共有されている証かなと思うとともに、その考えを尊重し理解してくださる保護者の方々のおかげだと感じました。そしていつも基山に元気をくれてありがとう。




先日、とある保育園のお遊戯会のビデオを拝見させて頂きました。華やかな衣装をまとった子どもたちが踊っていてショー的要素はふんだんに盛り込まれていました。それで良いと言えば良いんでしょけど、ヤラされ感が強いのか?踊らない子はまったく踊らない様子が目立ち、「個性」とか「自発性」は?と疑問点が残り、保護者だけが盛り上がっている感じで、ペットでも見ているかのような、工場で大量生産される人形を見ているかのような、なんか怖い印象を受けました。  


Posted by アーキー  at 23:36Comments(2)活動日記

2010年12月17日

長野地区の元気

基山町第7区の方々のお誘いにより、今回で2回目となる「シニアの集い」にお邪魔しました。
シニアの集いというのは社会福祉協議会の補助により、社会福祉の一環として、地域の方が集まり、その地域が元気になるような企画をその地域の方自らが考えて催物やレクリエーションなどが行われているものらしく、基山町の何カ所かで行われているようです。
到着後、まず「軽トラ市」と書かれた軽トラックが一台!!


ここでは地元でとれた野菜を販売されていました。どの野菜も新鮮で葉っぱがシャキーンとピカピカに輝いていました。


なにより地産地消!!すばらしいです。軽トラ市については先日の基山町議会でも話題がでていただけに、この行動力、実行の早さには驚きました。区長代理の園木さんは「一台だけやけど、まずはやってみらんことには何も始まらんけんね〜」とおっしゃっていました。
その隣では各家庭で眠っているものを利用してのチャリティバザー、そして公民館の玄関付近では手づくりの雑貨が販売されていました。






この売り上げは、すべて“歳末たすけあい”のほうへ寄付されるそうです。
調理室のほうではボランティアの方々による食事の準備が楽しい雰囲気の中行われていました。(笑顔があふれるイベント現場って良いもんです。)





館内では、フラダンスや日本舞踊、三味線の演奏などが行われ、集まった方々は多いに盛り上がっていました。


  


Posted by アーキー  at 23:16Comments(2)活動日記

2010年12月16日

基肄城へ

九州歴史資料館の館長であり、九州大学名誉教授、伊都国歴史博物館名誉館長などなど、とにかく文化財のジャンルでは知らない人はいないくらいで、日本はもとより世界のも名の轟く西谷正氏と関東地方からの山城ツアー御一行様と基山にいらっしゃいました。

急遽、今朝決まった基肄城巡りの案内を肥前文化財研究会の方々と共にさせて頂きました。



まずは、現在基山町歴史資料館で行われている「きやま展」を見学。西谷氏が説明される話に皆さん興味津々。基肄城の歴史や、それに関わってきた人々、基山独特の文化などのパネル展示を真剣にご覧になる姿は印象的でした。

資料館を後にし基肄城[基山(きざん)]へ・・・
今日の基山は特別に寒く、下界から見る基山山頂は真っ白。こちらの「今日、本当に基山に登るんですか?」の問いに、皆さん笑顔で「登ります」と。参加者の方の中には92歳の方も!!聞いたのが恥ずかしいくらいでした。



「昔(昭和30年くらいまで)は天然のスキー場があったらしいですよ」と説明し、ちらつく雪のなか山頂に到着。稚拙ながら土塁線の事や、中世の時代に使われていた跡などを説明させて頂きました。晴れていれば博多湾、有明海、英彦山など見渡せるんですが・・・と思っていましたが、「太宰府はどの方角?」「水城は?」「大野城は?」「じゃあ敵が攻めてきたらこの辺で狼煙を上げれば良いね。」「土塁線、歩きたいね(時間の都合上、土塁線は案内できませんでしたが)」と、とにかく皆さんの貪欲さはすごい!



参加者のお一人からは「これまで大野城や水城、太宰府には何度か行った事があるが、今回、基肄城に来る事ができて本当に良かった。」「これで悔いはない」と。。。なんだか泣きそうになりました。
徐々に雪が積もり始め「今でも、もうすぐスキーができるんじゃない」なんていわれながら下山。山頂からの景色はいまいちでしたが白く染まっていく基山もなかなか良いものでした。



その後の水門跡では「いろんな水門を見てきたけど、ここは今でも水が流れている」と驚かれていました。
午前中の短い時間ではありましたが、皆さん大満足な感じでした。

皆さんの真剣な表情を見ていると、その土地土地に残る文化や歴史は地域の宝物であるということ。地域としてそれと向き合い大事に残し、受け継いでいかなければ!と強く思いました。  


Posted by アーキー  at 23:22Comments(0)基肄城

2010年12月08日

さがそうか

佐賀の未来や可能性、
先進的な取り組みを行っている人などを紹介している番組「さがそうか」

12月22日の放送では、
基山で活動されているNPO法人かいろう基山が紹介されます。

今日はその収録の日。



かいろうの館付近では収録のための準備が進められていました。
最近、休む間もないんじゃないかと思うくらい大忙しのかいろう基山。
そんな事は微塵も感じさせないくらい
会員の皆さん、今日も朝早くから駆け回っています。

私はその収録現場の取材?見学?と、ちょっとしたお手伝いを・・・。

どのような内容になっているか・・・?は見てのお楽しみです。
キーワードはいくつかありますが、
ひとつは、師走ならではの何かがでてくるようです。
放送は12月22日(水)21:54~22:0022:48〜の予定です。





毎日、地道な活動をされている地域のCSOにとって、メディアという媒体に取り上げられることだけでも活動している方の士気が高まります。またそれは、その地域にとっても、そこに住む人たちにとってもありがたい事だと思います。
サガテレビさんに感謝します。  


Posted by アーキー  at 23:20Comments(1)活動日記

2010年12月01日

第3回きやま展

基山の「宝」である歴史や文化。


現在、基山町の町史編さん事業の核として活動されている肥前文化財研究会では、そんな地域の「宝」を、みんなに知ってもらうために過去2回「きやま展」を実施されてきました。
今回で第3回目となる「きやま展」では、国の特別史跡でもある「基肄城跡」や、その史跡を国の特別史跡にするために尽力を尽くされた「久保山善映氏」の物語り、基山町第2区(園部地区)の文化などにスポットをあてた展覧会になっています。
基山に住んでいてもなかなか知る事のできない歴史や文化を発見する事ができるはずです。
多くの方々のご来場をお待ちしています。

第3回 きやま展 〜みんなが守ってきた「きやま」〜
2010年11月24日 〜2011年02月13日
午前9時から午後5時まで開館、毎週月曜日祝日ならびに年末年始(12月28日から翌年1月4日)休館
基山町立歴史民俗資料館(佐賀県三養基郡基山町大字宮浦350-6 JR基山駅徒歩10分)
無料



  


Posted by アーキー  at 18:32Comments(0)活動日記